リハビリテーションとは、単なる機能回復ではなく、「生活の質の向上」や「自分らしく生きること」を目指して行う訓練のことです。
私たちは、患者さんの「できなくなってしまったこと」や「こんなことがしたい」という希望に対して、リハビリテーションによって、残された能力を最大限にひきだし、1人1人の人生に合った生活能力を獲得し、豊かな人生を送ることができるよう、お手伝いをしています。
赤ちゃんから高齢者まで、急性期から慢性期まで、予防から治療までに対応したリハビリテーションを提供しています。
スタッフ
- 理学療法士
30名
- 各種温熱、電気治療と運動療法を主に、痛みの緩和や身体能力の改善をはかっています。また、呼吸療法にも力を注いでいます。
- 作業療法士
20名
- 細かい手の動きや全身を使って行なう身の回り動作の再獲得にむけて、訓練・指導を行なっています。心理面でのサポートや学習・認知面への関わりも特徴的です。
- 言語聴覚士
11名
- 言葉や声の問題を抱える方へのコミュニケーション能力改善への援助、そして、「食べる」「飲む」といった摂食・嚥下機能の改善に向けた訓練・指導を行なっています。
施設基準
- 脳血管疾患等リハビリテーション科T
- 運動器リハビリテーション科T
- 呼吸器リハビリテーション科T
- がんリハビリテーション科
- 集団コミュニケーション療法
回復期リハビリテーション病棟(39床)
回復期リハビリテーション病棟は、脳血管障害、大腿骨頚部骨折など、発症後2ヶ月以内の患者さんのADL(食事・排泄・着脱衣などの日常生活活動)能力を向上させ、「在宅復帰」・「社会復帰」を目的としています。日曜・祝日も含めてお休みなく、毎日2〜3時間の充実したリハビリテーションを提供しています。
- 詳しくはこちら
- 回復期リハビリテーション
摂食嚥下障害のリハビリテーション
「食事」を行うには、たくさんの器官とその働きが必要です。食べ物を「認識」し、「口に入れ」「噛み砕き」「飲み込む」。
この一連の動作を「摂食嚥下(せっしょくえんげ)」と言います。このどこかに問題があると「摂食嚥下障害」が起こります。
摂食嚥下障害のリハビリテーションでは、患者さんが安全に、楽しく生活できるよう、それぞれに合わせた栄養摂取の方法を確立することを目指します。
- 詳しくはこちら
- NST 摂食嚥下治療
訪問リハビリテーション
理学療法士、言語聴覚士がご自宅を訪問し、日常生活の自立を助けるためのリハビリテーション(機能訓練)を行います。退院直後(要介護認定後)から3ヶ月間、週2日〜毎日訪問リハビリを行うことができます。
「身の回りのことがうまくできない」「だんだん動けなくなった」「うまく食べられない、話せない」などでお困りの方は、一度お問い合わせください。
通所リハビリテーション(デイケア)・外来リハビリテーション
介護保険を利用する方は、通所リハビリで約90分の集中したリハビリテーションを、送迎対応にて提供します。お若い方など医療保険を利用する方は、外来リハビリで痛みの緩和や筋力訓練・日常生活指導をおこないます。
小児リハビリテーション
お問い合わせ・ご予約
大分健生病院 リハビリテーション課
TEL/097-558-5181(直通)
FAX/097-585-5171